ありがとう、名犬「ぎゅうどん」
今日は、鎌倉ソンベカフェの看板犬「ぎゅうどん」についてのお話です。
僕がソンベカフェでライブさせて頂くようになったのはもう10年以上前の事ですが、
その頃から、お店に行くといつも、入り口の脇で温かく迎えてくれたぎゅうどん。
今年で16歳を迎える予定でしたが、誕生日の2日前、老衰のために天国へと旅立ちました。
僕のライブでは、終盤になると店長の宇治さんがこっそりとぎゅうどんを抱っこしてきて
僕の肩にぎゅうどんを盛ったり(笑)、リズムに合わせて踊らせたり。
なされるがまま、健気にダンスするぎゅうどんのお陰で、
お客さんみんな、とっても笑顔になっていました。
普段は、お店で働く宇治さんをじっと待って、
ある時はお客さんにおやつをもらったり、散歩に連れて行ってもらったりして
とっても幸せそうだった。
今、ソンベカフェにはぎゅうどんの思い出をたくさんの写真とともに振り返られる様に
祭壇が置かれています。
ありがとうを伝えるべく、先日僕も行ってきました。
もっと大切にしてあげられたんじゃないか、幸せだったんだろうか、
そんな事を思いながら、店長の宇治さんは大泣きしたらしいです。
飼い主の気配を、声を、いつもすぐそばに感じながら
たくさんの人に撫でられたり、遊んだりして、
とても幸せだったと思います。
こころから、ぎゅうどんありがとう。